猫といっしょ! ~キウイとベツヲそれからナッツおまけにレイ~

うどん県でアートざんまい(その2)

朝食後、島の本村地区で展開されている「家プロジェクト」の鑑賞ツアーに参加しました。
「家プロジェクト」とは、空き家などを改修し、7軒をアート作品として公開しているもの。
元農協のスーパーマーケットだった本村ラウンジでガイドさんと合流し出発です。

家プロジェクトの第1号の「角屋」は築200年ほどの家。
中に入ると水が張ってあり、水中でたくさんのLEDカウンターが様々な速度で0から9までの数字を刻んでいます。
それぞれのカウンターは、地区の子どもから老人までの参加者が速度を決めて設定したとのこと。
アーティストの宮島達男さんが住民とともに作り上げた作品です。

「南寺」はジェームズ・タレルの作品で、建物は安藤忠雄設計。
少人数ずつ交代で入館するのですが、中は完全な闇。
何も見えない中、左手を壁に沿わせてそろそろと、進んでいきます。
しばらく行くとベンチがあり、そこでしばし目を慣らすと前方に光が見えてきます。
そこに向かって歩いてください、という案内でおそるおそる前に。
不思議な感覚が呼び起されるような体験でした。

そのほか、木彫りの椿がちりばめられた「碁会所」も見学。
残念ながら、これらは撮影禁止でしたが、「護王神社」は神社ですから撮影OK。

護王神社1

江戸時代から続く神社を改修しなければならず、でも改修費用が厳しく、ということで住民がベネッセに相談したところ、ではアート作品として再生させましょうとして出来上がったそう。
前回紹介した杉本博司さんの作品です。

階段に注目!
レンズなどに使われる光学ガラスでできています。
護王神社2
階段は地下まで続いています。
神社右手の、人がやっと1人通れるような狭い通路を下って行くと、地下の石室まで行くことができ、外の光を受けた階段がとても美しい。
ガイドさんから、通路を戻ってくるときの景色に注目してくださいと言われたのですが、瀬戸内海のきれいなことといったら!

本村地区を歩く楽しみはほかにもあります。

町役場が主体となった屋号プロジェクト。
家のニックネームである屋号をこんなおしゃれな表札として各家に掲げています。
屋号
地区ごとに色分けもされていて、こちらは水色の「さぶろざ」さん。

丁を示す表示もありますよ。
戎丁
左端に地区の色、黄色の〇がついています。戎丁です。

時間がなくて中に入らなかったけれど、安藤忠雄さんの美術館「ANDO MUSEUM」。
ANDO MUSEUM
秋冬バージョンの右手に植わる柿柄ののれんが下がっていますが、春夏は左奥に植わるオリーブ柄だそう。

こののれん、地区のあちこちの家や施設にも飾られています。
前に染織家の方が「のれんプロジェクト」という展示を行った際、「引き続きのれんを飾りたい」という希望がたくさんあって、希望者に分けたそう。
のれん
のれんを巡る散歩も楽しそうですね。

そして、壁に糸?で描かれている葉っぱ。
島のカフェ
これはいしかわかずはるさんというアーティストの作品。

ランドセルを背負った「少年」くん。
「少年」くん

こちらは「くたりねこ」。
「くたりねこ」図
お店や民家の壁に張られています。
いしかわさんが定期的に訪れてメンテナンスしているそうですよ。

地区のカフェでおいしいランチを食べ、大竹伸朗さんの家プロジェクト「はいしゃ」を訪れた後、バスで地中美術館に向かいます。
撮影禁止なので写真はありませんが、直島に来たらここははずせません。

安藤忠雄設計の最上階が地下1階という地中に建つ?美術館。
「睡蓮」5点がぐるりと展示されたモネの部屋。
大きな球体と金色の彫刻が階段状の部屋に展示された作品はウォルター・デ・マリアののもの。
地下3階ながら外光が入り、時間帯によって作品の表情が刻々と変化するそう。
ジェームズ・タレルの作品は光そのもの。
靴を脱いでスタッフの案内どおり、光のスクリーンの中に入っていくと…。
とても不思議な感覚が味わえます。

さて、そろそろ戻らなければ。
宮浦港でバスを降りて、出向までの時間、周辺をぶらぶら。

大竹伸朗作の直島銭湯「I 湯」へ。
実際に入浴できるアート作品です。
湯

おじさんが入浴している間、私は看板猫とコミュニケーションを図るべく奮闘。
銭湯近くのお宅の飼い猫、メインクーンのマーくんは、日がな一日銭湯で過ごすそう。
マーくん1

賢いので金魚を襲ったりしません。水を飲むだけ。
こちらには、白のハートマークがある看板金魚がいるのです。
マーくん2

教えてくれた銭湯の方に、なぜ直島にはこんなに外国の方が訪れるのか聞いてみたら、
「瀬戸内芸術祭が開催されて、ある程度外国からもお客さんが来てたんだけど、去年パリのボンマルシェっていうデパートで直島フェアを開いたの。それから、イギリスの旅行雑誌の記事で「世界で訪れるべき7つの場所」にドバイなどといっしょに直島が載ったんだよね。それからさらに増えたよねえ」
そうなんですか!直島ってもしかしたら国内より国際的に有名?

最後に、港の赤カボチャで記念撮影。
カボチャの中にも入ることができるんです。中も水玉模様。
赤カボチャ内部

高松に戻って、高松港近くのホテルへ。
窓から港が見えます。
部屋から高松港

ドームがおしゃれな高松中央商店街。
商店街

香川県出身の方に聞いた名物「骨付鶏」のお店「一鶴」は商店街からすぐ近く。
人気のお店と言うことで、夕方5時過ぎに行ったのに、すでに店の外まで行列ができていました。
お持ち帰りのお客さんも次々訪れていましたよ。
骨付き鶏
リクエストすると、食べやすいように切込みを入れてもらえます。
スパイシーでおいしかった!

うどん県巡り、もう少し続きます。



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コメントコメント


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うはー、これはまた盛りだくさんですね(^O^)
観光に、猫さんに、食事に、景色も素敵だし。やっぱりレポの女王のキウイさんですねー。写真も綺麗すぎます。
行きたくなるわぁ。観光大使にもなれそうですね。

写真展も、楽しみです(*ノ▽ノ)

ねこたちのママ | URL | 2015年10月30日(Fri)20:41 [EDIT]


ねこたちのママさん
お返事遅くなってすみません!
そうなんですよー。ふらふら歩くと次々とおもしろいものが見つかって楽しかったです。
島民の方々もアートを楽しんでおられるようでしたよ。

キウイ | URL | 2015年11月04日(Wed)21:21 [EDIT]