猫といっしょ! ~キウイとベツヲそれからナッツおまけにレイ~

レイとの出会い

初めてレイに会った日から2カ月が経ちました。
この辺でレイとの出会いをご紹介しましょう。

6月半ばの土曜日の夕方、予約していた本が用意できたとの連絡を受けて、図書館へと向かっていました。
行きは裏道を行こうと、住宅街の駐車場の近くに差しかかったとき、子猫のミーミーという鳴き声が聞こえてきました。
車の下にいるのかな?とのぞき込んだのですが、姿が見えません。
すぐ近くに動物病院があるので、受診する子猫が車の中で待っているのかなと思い、さして気にせず、そのまま図書館へ。

帰りは表通りを歩いていると、線路をまたぐ坂道のあたりから、またしても子猫の鳴き声が聞こえてきます。
さっきの駐車場からは直線距離にして100メートルほど。
それなりに交通量のある交差点をはさんで対角線の場所ですから、さっきの子猫とは同じ猫ではないでしょう。

鳴き声は道路脇の斜面の植え込みから聞こえてきます。
跨線橋
子猫ちゃーん、どこにいるのかな?迷子さんかな?

道路から階段を降りて、斜面の下側からも探します。
跨線橋下

植込みは、木やら草やら伸び放題。
植込み
時折聞こえる鳴き声を頼りにしばらく探していると、一瞬子猫の姿が!
子猫は私と目が合った途端、植込みの奥へ、上へと姿を隠してしまいました。
子猫ちゃん、待って!

再度道路側に上がって上から探しますが、どこに行ったのかさっぱりわかりません。
跨線橋上から
母猫といっしょなのか、それとも捨てられたのか。
しばらく、上ったり、下りたり、植込みの周りをぐるぐる歩き回っていましたが、中に入っていくわけにもいかず、あきらめて帰宅することにしました。

深夜、友人とのドライブから帰ってきたおじさんに、かくかくしかじか、話をすると、「ちょっと見てくる」と自転車で出かけて行きました。
ほどなく携帯から連絡があり、「斜面にはもういなくて、道をはさんだ学校のアロエの植込みから鳴き声がする。場所は特定できたけど、アロエがあまりに密生していて、懐中電灯の光が届かないし、手もさしこめない」とのこと。

学校の敷地ということもあり、アラームでも鳴ったら面倒なことになるからと、明日明るくなったら見に行こうということになりました。

翌朝、おじさんに起こされて、車に飛び乗り、4時半に現場に到着。
すでにすっかり明るくなっています。

昨晩鳴き声が聞こえたというアロエの植込みにはもういないよう。
アロエ

子猫ちゃん、どこに行ったの?耳を澄ませながら周辺を探します。
するとかすかに子猫のミーミーという鳴き声が。
どこ?どこ?

時折どこか遠くから聞こえてくるのですが、場所がわからない。
遠くってどこ?
まさかと思うけれど、道路の反対側の植込みや、交差点を曲がったところを歩いてみたけれど全然わからない。
1時間ほど探したけれど、まったくわからず途方に暮れるおじさんと私。

すると向こうの交差点の横断歩道を黒白猫が渡ってくるのが見えました。
ああ、あの猫が、子猫ちゃんのママで、迎えに来たってことはないかな。そうだといいな。
交差点を望む

黒白猫さん、横断歩道を渡りきると、ガードレールの土台をのぞき込んでいます。
そして、今度は反対側からものぞき込んで、そしてまた横断歩道を渡って行ってしまいました。
交差点

あーあ、行っちゃった。でも、あれ、もしかして…。
入口

這いつくばってのぞき込んだら子猫がいる!
空気砲を発射して威嚇しています。
ガードレール土台
子猫ちゃん、出ておいで。
用意した猫缶を開けておびき寄せようとしましたが「ソノテニノルカ」と怒っています。

さて、どうしよう?
おじさんが家に戻って持ってきたのは、朝顔の支柱数本。
ガムテープでつなげて土台に差し込みましたが、全然長さが足りないし、子猫が出てくる気配もなし。

それならばと次に持ってきたのは物干竿2本。
ガムテとひもでつなげてそろそろと土台に入れますが、身をかわしてしまって、これもだめ。
またまた家に帰って持ってきたバスタオルを竿の先に巻きつけてみます。
おじさんが土台に竿を入れて、私が竿の後方を持って、歩行者や自転車に接触しないよう押し込み、ある程度入ったところで、反対側から懐中電灯の光で子猫の位置を確認します。
途中でタオルがはずれたり、竿がはずれたり、何度もやり直し。
道行く人も、通りかかるドライバーも、不思議そうに見ているのがわかります。
そして、予報どおり降ってくる雨。

ふと気づくと、ゆっくりパトカーが近づいて来ました。
あまりの怪しいふるまいに、誰かが通報した模様。
「どうしましたか?」と降りてくる警官2名。
「猫がいるんです」
「あ、ほんとだ。車道に出ないように気を付けてくださいね」
「あのー、何かいい方法はないでしょうか?」の問いかけはスルーされて、行ってしまいました。

時間が経つと、人通りも多くなってきました。
「何かお手伝いできることはありませんか?」と女子高生。
「びっくりした!人が倒れているのかと思った」とおばさま。

散歩途中のご近所さんも続々声をかけてきます。

「上からガンガンたたいてみたら?」
ますます怖がって出てこないと思います。
「ガードレール壊しちゃおうか?」
勝手にそんなことできないし、壊そうと思っても壊せるものではないし。
「消防署呼ぼうか?」
呼びたいのはやまやまだけど、もうちょっと自分たちでがんばってみます。
「かわいそうだけど、もうあきらめたら。こんなにやってるのに出てこないんだから」
うーん…。

ご夫婦でウォーキング中のご主人が、交差点向かいの家の方から情報を仕入れてきました。
「昨日の夕方、あそこの駐車場の車のエンジンルームに子猫が入り込んじゃって、動物愛護センターの人を呼んで出してもらったんだって。子猫はセンターの人が連れて行ったそうだよ。」
私が昨日鳴き声を聞いた猫だ!この子と兄弟で、どちらも捨てられちゃったのかな。

ご主人はしばらく心配して見守ってくれましたが、自治会の仕事のため「がんばって」と言い残して去っていかれました。

さて、竿の先にぐるぐる巻きにしたタオルで子猫を押し出す作戦は、タオルと土台のすき間を子猫がすり抜けてしまって、うまくいきません。
次におじさんが家から持ってきたのは、クイックルワイパー。
ちょうど土台の形に合いそうです。
これを竿の先に付けて、さらにタオルを巻いて、すき間に押し込みます。
途中、クイックルワイパーが根元から折れたり、タオルがはずれたりしましたが、ついに子猫が入口から50センチほどのところまで押し出されてきました。
「おじさん、手を伸ばせば届くから交代して!」
9時30分、身柄確保!
小さい!軽い!サバトラ子猫です。

ながくなったからつづきはまたね。それにレイちゃん、サバトラじゃないし。
パソコン


今日から、ねこをさかなに一言!のチャンさん参加の合同猫写真展&物販展「ねこ休み展」が始まりました。
初日から大盛況の模様です。
私も伺うのが楽しみ!

ねこ休み展

日時:8月14日 (金)~ 30日 (日) 11:00~19:00 
会場:TODAYS GALLERY STUDIO(東京・浅草橋)


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コメントコメント


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ドキドキしっぱなしの救出劇!ああ、先が気になる!!!と、ここでCMに。(笑)
「ねこ休み展」の告知をありがとうございます。
初日おかげ様で、お客様で大賑わいでした。お忙しいかと思いますが、いらしていただけたら嬉しいな~。その際はぜひご一報くださいね。
では、続きをどうぞ。(^^)/

チャン | URL | 2015年08月15日(Sat)00:48 [EDIT]


あぁ!良いところで次回お楽しみになの~
支柱もって竿もってクイックルもって走り回るおじさん、いい人~
早く早く、続きを聞かせて!

しまねと | URL | 2015年08月15日(Sat)02:24 [EDIT]


すごいよー。キウイさんとおじさん(笑)
保護当日だけでも現地に朝4時半から向かい、捕獲が9時半!ってことは5時間も!! しかも前日から捜索ですものね。

朝顔の支柱、クイックル、物干し竿。総動員してがんばったんですねー。おもわず手に汗握る展開です(笑)

うちもいつもの公園に子猫が電信柱位の高さの木に登って、降りられなくなってたのを発見してしまい、助けてあげようと家にある脚立を持っていったのですが、高さが足りずもっと長いのをホームセンターに買いにいってる間、とっとと降りてきてたことがありましたわー(^^;

やっぱりレイちゃんはキウイさんのところとご縁があったんだなーと思います~♪
早く続きをお聞きしたいわあ!!

ゆら | URL | 2015年08月16日(Sun)00:27 [EDIT]


うっわー!大変だったのですね。
レイちゃん、お母さんとはぐれてどれほど心細かったことでしょう。
怖かっただろうね。
よくガンバったと思う(T_T)
キウイさん、おじさんの粘り強い救出作戦が功を奏しましたね!
臨場感あふれるレポのおかげで、詳しく知ることができました。
後編も早く読みたいです(^ .^)y-~~~

レイちゃん…名前の由来も教えてくださいね♪



みわこ@奈良! | URL | 2015年08月16日(Sun)11:47 [EDIT]


チャンさん
さあ、続きをどうぞ。
保護したときに比べると、だいぶ大きくなりました。
「ねこ休み展」早く行きたい!
毎回ブログで紹介されるプレゼントポスカを見ながらわくわくしてます。

しまねとさん
エサで釣れるかと思ったらそう簡単にはいかず。
頭をひねったようです。
はたから見てたら、ほんとにおかしな人たちですよね~。

ゆらさん
地面に寝転んでガードレールの中をのぞいたりしてたので、翌日は筋肉痛でした。
ゆらさんも子猫のために脚立を買いに!
なんだか後から振り返ると、笑っちゃいますよね。
無事におうち猫になってよかったなと思ってます。

みわこ@奈良!さん
重さを感じないぐらい軽くて小さかったんです。
それなのにひとりで鳴いて、がんばって。
生命力や運が強かったんでしょうね。
レイと出会えてよかったです。
名前の由来は拍子抜けしちゃいますよー。

キウイ | URL | 2015年08月16日(Sun)21:21 [EDIT]